ことばによる北区観光案内地図
城官寺
1.施設情報
a.所在地 : 北区上中里1-42-8 b.交通 : JR上中里駅改札口から徒歩6分、距離300メートル
地下鉄西ヶ原駅1番出口から徒歩10分、距離509メートル
なお、JRの最寄り駅の情報をことばでわかる駅情報サイトで提供しています。
JR上中里駅はこちらからc.お問合せ : TEL 03-3910-3343
URL http://jokanji.jp/
2.ご利用案内
a.イベント・さいじ
4月上旬 花祭り
あま茶の接待があります。
3.施設概要
隣接する平塚明神(現・平塚神社)の旧別当じ。もとは安楽寺と称し、浄土宗の寺であったといいます。城官寺の寺号はこの寺を再興した旗本の山川城官にちなみます。
山川城官は平塚郷に住む無官の盲人でありました。家光がやまいに倒れたとき、山川城官は平塚明神に病気平癒を祈願、やまいはたちどころに平癒しました。そのしん恩に感謝し、1634年(寛永11年)自らの田地を寄進して平塚明神の社殿を修復するとともに、別当として安楽寺を再興しました。このとき、浄土宗から真言宗に改められたといいます。
1640年(寛永17年)、鷹狩りの際にこの地を通りかかった家光は、平塚明神と別当の建物が立派であるため、誰が造営したかを尋ねたところ、山川城官が将軍の病気平癒の奉賽(感謝)として建立したものであることを聞きました。家光はその行いをたたえ、山川城官に、ちこうち200石、平塚明神に朱印地(朱印状によって年貢・課役の免除が保証されていた寺社領)50石を与えました。また、寺号を、ひらつかさん安楽院城官寺としました。
境内には山川城官の供養碑や将軍家の侍医・多紀氏の墓などがあります山門の「平塚山」(ひらつかさん)の額は田中角栄元首相によるものだそうです。
フォト・ギャラリー
写真1は、城官寺の入口から山門を見たところです。
写真2は、山門の軒下部分に田中角栄元総理の書によると言われる「平塚山」の額が掲げてあります。書式は右から左に書かれた昔の書式です。
写真3は、城官寺の本殿です。こじんまりとしています。
写真4は、本殿の軒下部分に掲げてある「城官寺」の額です。山門の「平塚山」の額と同様に、書式は右から左に書かれた昔の書式です。
城官寺アクセスマップ 赤のラインはJR上中里駅からのルートです。
緑のラインは地下鉄西ヶ原駅からのルートです。
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